身体のラインが出る服を着て自分を戒め、
20㎏の減量に成功

入会当時は身長173㎝で体重が94㎏。肥満のため健康診断で色々な数値がひっかかり、2人の娘とプールに行くとおなかの肉をつつきながらイジられ（笑）。どうにかしなきゃ、と思ったんです。

それまでも運動と食事制限でのダイエット経験がありました。でも痩せたら運動をやめてリバウンドする、ということの繰り返しでした。35歳を過ぎた頃から代謝が落ちて痩せにくくなっているとは感じていたので、「これが最後のチャンスだ」と思って、①40歳までに体重を落とす、②2度と太らない身体と生活を手に入れる、を目標に入会したのです。

1回のメニューはマシンの有酸素運動を1時間と、筋トレを30分ほど。それを週3～4回行い、1年で20㎏くらい減量しました。家では夜にお米を抜く糖質制限をしただけ。でも晩酌を抜くとストレスになるので、それは止めませんでした（笑）。 最初の頃はちょっと走るだけですぐヘタばるし、股ずれするし、やめてしまいたくなりました。でも本来の性格が面倒くさがりで、食べる量も人より多いので「今やらないと、いつまでも太ったままだぞ」と言い聞かせ、自分を戒めるためにあえて身体のラインが出る服を着て、がんばりました。

マラソンに挑戦！　
スタッフや会員さんが自分を引き上げてくれます

痩せたことは嬉しかったのですが、「次はどうしたい？」と自分に問いかけても目標が見つかりません。このままではまたリバウンドしてしまう、と思っていた時に、ココナツのスタッフさんに「マラソンやりませんか？」と誘われました。
それまで走る事には全く興味がなかったのですが、他の会員さんからも熱心に誘われて、大会へのエントリー方法まで教えてくれたので、「それならやってみようか」という気持ちになりました。
マラソンを始めて驚きだったのは、人との交流が始まったこと。以前通っていたスポーツクラブは、1人で黙々と運動するだけの場所でした。それがココナツでは、健康や身体づくりに情熱を傾けている人たちが声をかけてくれて、自分を引き上げてくれるんです。

最初はココナツのランニングマシンで走り始め、慣れてくると道路を走るようになりました。一昨年に小豆島タートル・フルマラソンで10㎞を完走し、屋島GENPEIリレーマラソンにも参加、今年の丸亀ハーフマラソンでも完走できました。秋には初めて、おかやまマラソンでフルマラソンに挑戦します。走る事自体は苦しいですが、マラソンを完走したらどんな気分になるのか早く知りたいですね。 今後は今はあまり参加できていないバーベルマスターやユーバウンド、フルボックスなどのスタジオレッスンにももっと挑戦したい。リバウンド予防だけでなく、年齢を重ねても心身の健康を維持するために、ココナツは僕にとって欠かせない場所になりました。